ゆるくも慎ましく丁寧な暮らし
大阪で家賃2万4千円の家に住むフリーターの豊永敦さん。
毎週日曜日更新のこの方のvlogを毎回チェックしてしまう。謎の中毒性があります。
元々ミニマリストを名乗っていた方です。
Voicyも更新しています。
Vol.082 幸せについて本気出して考えてみた | 豊永敦「ゆるく生きてくあつしの声ログ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
彼は生きていくのに必要なお金を少なく抑えていて、毎月の生活費は大体7万円ほどらしいです。フリーターで出勤日数を週2〜3日に削り、労働時間を減らしてセミリタイア的生活をしています。
個人が稼げるようになり、働き方が自由になってきた現代。サラリーマンで正社員でバリバリ働かないといけない!という考えも薄れてきていて、彼のようにフリーターを選び、働く時間をなるべく減らして自分の時間を増やし、充実した毎日を送る生活も昔より容認されてきていますね。
フリーター、派遣社員、契約社員をやっている人で、収入源を複数個持っている人は割といる。正社員に拘る必要がないと考える人も増えてきた気がします。
稼ぐ方法が多様化してきていて、個人事業主やフリーで活動する人も年々増えていると聞きました。
あつしさんもYouTubeに広告をつけているので、働いている仕事の収入とは別にYouTubeの収益が入っています。
しかし、あくまで収益はボーナスという考えで、YouTubeだけで稼いでいこうとは思っていないみたいです。生活費もバイト代だけで賄っているとか。賢い。
YouTubeのコメントで「ゆるくも慎ましく丁寧な暮らしをされていて良いですね」とあり、まさにそうだなーと共感しました。
正社員で働いていないからといって、ダラダラ生活しているわけではなく、健康の為に暴飲暴食せず食生活に気を遣ったり、散歩してストレス解消したり、身体のメンテナンスもされているようでしっかりしています。健康は人生で一番の財産ですからね。
その上で、余暇に趣味のギターを弾いたり音楽を聴いたりゲームをして過ごす。私も独身だったらこういう生活ちょっと憧れたかもしれません。
大人になったらバリバリ働いて、結婚して〜子供は数人作り〜車を買って〜新築のマイホームを35年ローンで購入!それが王道の幸せと言われたのは一昔前、サザエさんやクレヨンしんちゃんの価値観で、私の親くらいの世代の話です。
お金がなくても、結婚しなくても、車やマイホームがなくても、子供がいなくても幸せになれる時代に生きている私たち。色んなモノが豊かになりすぎました。
増えすぎたモノと情報を取捨選択し、他人に流されず自分の幸せは何なのかを選ぶ事。個々の生き方の自由化が進んでいるなぁと、彼の生活を見て感じました。
ちなみに彼は結婚願望はないらしく、浮気をしないという自信も無いので、彼女は作らないと断言しています。女性には最初に「付き合う気はない、結婚願望もない」とキッパリ伝えるらしいです。
散々浮気する癖に彼女を作って、浮気をして女の子を傷つける奴より、これはこれで責任感の形があって良いなと思います。
生き方の一つとして、労働時間を減らして自由な時間を増やし、ゆるくも慎ましく暮らす。価値はお金より時間へ。地位財よりも非地位財へ。時間の余裕は幸福感が上がります。
ゆるく生きる彼のこれからの日常にも注目です!