【ブクログ】ミニマリストを目指すなら必ず読んでほしい本
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -』 佐々木典士 #ブクログ
スマホの発明、増えすぎた情報と物、サービスの発展、東北大震災がミニマリストを生んだ。ミニマリストが生まれたのは必然的である。震災をきっかけにミニマリストになる方も多い。
何が自分にとって大事なのかを知っていると、迷うことがない。選択を迫られることは、自覚がなくてもストレスになる。
物を増やさないようにすると、反比例して時間が増える。
何故なら、物を選ぶ時間、買う時間、探す時間、管理する時間、家事、掃除の時間が減るから。
物は時間を奪ってしまう。
時間の豊かさは、幸せの豊かさに直結する。
だから物を減らしミニマリストになると、幸せを感じやすくなる。
時間の豊かさは、人生の幸せにとって不可欠。
幸せを感じる為の基礎、根本の土台は、時間的な豊かさがあるということ。
感謝だけが、今持っている物をいつもと同じ「当たり前」でつまらないものと見なすことを防いでくれる。
感謝がなければいずれ飽きるだけ。逆にどれだけ物が少なくても、感謝があれば十分満足出来る。
ミニマリストは生き方である。必要最小限のモノで豊かに幸せに暮らすミニマリストの生き方はシンプルに憧れる。この本はその生き方の本質を教えてくれるような内容だった。
著者は編集者でもあるのでとても読みやすかった。ミニマリストは今日明日でなるものではないから、自分には何が必要か?何が大事なのか?どういう生活を送りたいのか?ゆっくり時間をかけて、自分と向き合って探していこう。
答えは千差万別。